漫画

『乙読語り9巻』森薫著 逃げ恥以上に胸キュンのパリヤ篇

中央アジアを舞台に、幾人かのお嫁さん(候補含む)を中心とした物語もはや九巻。この巻は、前作に引き続きパリヤ篇です。最初の登場時には、男性のみならず人と喋るのが苦手で、編み物や縫い物も苦手、ちょっと怒りっぽいという性格も含めて一番お嫁さん物語…

『波よ聞いてくれ』3巻 沙村広明 会話の面白さも話の流れもツボ

著者曰く「無軌道オカルトカレーラジオ漫画」というカテゴリのこの漫画。純愛恋愛漫画には背を向けて、著者の思う面白いを徹底的に追求していっている感じが凄くいいですね。個人的には見事なまでにツボにはまっていて、好きでたまりません。カレー屋のアル…

『進撃の巨人 21巻』壁の外、世界の成り立ち、巨人の秘密、すべての謎が暴かれる

『進撃の巨人21』 諌山創著 感想 激動の21巻、すべての伏線が回収され世界の謎が暴かれる! 長編になってしまった為、途中で物語から離れた方にも是非この巻は読んでいただきたい。今までの20巻で語られていた世界の謎の多くの影にあったものが明かされます。…

ドラマ原作漫画『逃げるは恥だが役に立つ』

いやぁ、今日も面白かったしキュンキュンする甘酸っぱさが満載でしたね。 新垣結衣と星野源、それに石田ゆり子、みんないい! そんなわけで原作コミックに手を出してしまいました。もちろん、絵柄は違うんだけれど、原作もなかなかいいですよ。 逃げるは恥だ…

唐突な打ち切りで物語は終わる。『葬送のリミット』篠房六郎著 感想

非常に期待していただけにとても残念な結末です。掲載誌を読んでいないので、店頭で第1巻を見つけてワクワクして即購入。面白いと思った。二巻目を読んだところではプロローグもプロローグ、まだまだ物語の導入だったが、設定の広がりにワクワクしていた。 …

『ワールドトリガー17』感想 葦原大介先生無理はなさらずに

ワールドトリガーの最新刊が本日発売された。しかし、普段と違って喜びは半ばしかない。というのも、この本を手に今手にとっている人はほぼみなさんご存知のように著者の葦原大介先生が、持病の悪化にともないここ数週間休載、本誌の編集部コメントを読む限…

『聖☆お兄さん』ついに実写化

ついに、というか、いよいよというか『聖☆お兄さん』が実写ドラマ化だそうです。 公式ツィッターでの発表なので間違いないところですが、、。 正直、うーーーんと思うところもあり。劇場で映画も見てるのであえていいますが、あれはあれで微妙でした。アニメ…

ワールド・トリガー休載決定⁇

『ワールドトリガー』という漫画がある。 週刊少年ジャンプに蓮意中のSF作品で、実は個人的に今一番押している漫画がこれだったのだけれど、あろうことか作者の体調不良で休載が決定してしまった。先週の休載で嫌な予感がしたが、まさか本当にこうなってしま…

ビバ香川うどん県 『うどんの国の金色毛鞠1 』 篠丸のどか著

非常にほっこりする漫画です。 実家の親が無くなり、家の整理のために香川に里帰りしてきた青年。彼の前に現れる、小さな化け狸。 人間の子供の姿で、うどん屋を営んでいた実家にある大釜の中で寝こけていた化け狸。青年によってポコと名付けられたその化け…

『少女不十分』西尾維新・はっとりみつる 感想

西尾維新の小説家デビュー10周年作品である「少女不十分」。ファンの間でも賛否両論が噴出したというこの作品、最大の問題点は話がなかなか始まらないという点にあった。 なにせ、西尾維新にしては珍しいノンシリーズでしかも比較的薄い作品なのに、全然本題…