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読書

ネロ・ウルフがダイエットしてる??

ネロ・ウルフがダイエットしてる!ビール断ちしてる!家の外に出てジョギングしてる!信じられない! 『ネロ・ウルフの事件簿 アーチー・グッドウィン少佐編』 レックススタウト著 同人誌、でもパスティーシュでもなくて、御本人による第二次世界大戦中のネ…

『炎路を行く者』 上橋菜穂子著 感想 

上橋菜穂子さんの代表的シリーズ『精霊の守り人』『旅人』シリーズの外伝的作品が文庫にて登場いたしました。 本編のスピンオフということで、中編と短編が一本ずつ。ヒュウゴの少年時代と、バルサのこれも少女時代のお話となっています。 ヒュウゴ(シリーズ…

『ネロ・ウルフの事件簿 アーチー・グッドウィン少佐編』 レックス・スタウト著

ようやくと入手いたしました。 究極の安楽椅子探偵、ネロ・ウルフが主人公のミステリー。 日本では未翻訳だった作品がハードカバーで出ております。 グッドウィン君好きとしては、彼が凛々しく軍服を着てる図を思い浮かべるだけでも、ワクワクしてきます。 …

『怪しい店』有栖川有栖著 感想

『怪しい店』有栖川有栖 犯罪学者と推理小説家が、警察と一緒に事件解明する火村&有栖のシリーズ文庫最新刊です。今回は、「お店」がテーマのアンソロジーで、様々なお店を舞台にした事件で二人が活躍します。骨董品屋を舞台にした編、古本屋を舞台にした短…

『書楼弔堂 破暁』 京極夏彦著

御一新から二十年と少し。まだ江戸の地続きの明治だった頃、東京の郊外、周りには田んぼと畑しかないような鄙びた土地に、3階建ての巨大な本屋があった。まるで、灯台のような不思議な形で、窓というものがなく、知らない人は決して本屋とは思えないその本屋…

『福家警部補の報告』 大倉崇裕著

一時、テレビでは女性刑事ものが流行った。 篠原涼子の『アンフェア』を筆頭に様々なものが現れた。中には、そういうブームの昔からずっとシリーズ放映されている沢口靖子の『科捜研の女』のような変化球もあったが、概して、気風のいい男勝りのタフネスと美…

『乙読語り9巻』森薫著 逃げ恥以上に胸キュンのパリヤ篇

中央アジアを舞台に、幾人かのお嫁さん(候補含む)を中心とした物語もはや九巻。この巻は、前作に引き続きパリヤ篇です。最初の登場時には、男性のみならず人と喋るのが苦手で、編み物や縫い物も苦手、ちょっと怒りっぽいという性格も含めて一番お嫁さん物語…

『波よ聞いてくれ』3巻 沙村広明 会話の面白さも話の流れもツボ

著者曰く「無軌道オカルトカレーラジオ漫画」というカテゴリのこの漫画。純愛恋愛漫画には背を向けて、著者の思う面白いを徹底的に追求していっている感じが凄くいいですね。個人的には見事なまでにツボにはまっていて、好きでたまりません。カレー屋のアル…

『進撃の巨人 21巻』壁の外、世界の成り立ち、巨人の秘密、すべての謎が暴かれる

『進撃の巨人21』 諌山創著 感想 激動の21巻、すべての伏線が回収され世界の謎が暴かれる! 長編になってしまった為、途中で物語から離れた方にも是非この巻は読んでいただきたい。今までの20巻で語られていた世界の謎の多くの影にあったものが明かされます。…

『グイン・サーガ140 ヤーンの虜』宵野ゆめ著 もろもろ感想 

グイン・サーガプロジェクトでの正伝続編の10冊目にあたり、今巻は宵野ゆめさん担当巻となる。栗本薫の絶筆である130巻で止まっていた物語が再び動き出してから、はや10巻。 スタート当時は、賛否両論が激しくあったようだが、ここまで続いたことでひとまず…

ドラマ原作漫画『逃げるは恥だが役に立つ』

いやぁ、今日も面白かったしキュンキュンする甘酸っぱさが満載でしたね。 新垣結衣と星野源、それに石田ゆり子、みんないい! そんなわけで原作コミックに手を出してしまいました。もちろん、絵柄は違うんだけれど、原作もなかなかいいですよ。 逃げるは恥だ…

『物書同心居眠り紋蔵』佐藤雅美著 感想

先週末に『鬼平犯科帳』の最終回をテレビでやっておりましたが、なんというか時代の流れを感じさせる最終回でした。 実は私、意外にも、といってはなんですが時代劇も結構好きだったりします。また時代劇が好きですので、当然ながら時代小説、捕物帳の類も好…

唐突な打ち切りで物語は終わる。『葬送のリミット』篠房六郎著 感想

非常に期待していただけにとても残念な結末です。掲載誌を読んでいないので、店頭で第1巻を見つけてワクワクして即購入。面白いと思った。二巻目を読んだところではプロローグもプロローグ、まだまだ物語の導入だったが、設定の広がりにワクワクしていた。 …

『ワールドトリガー17』感想 葦原大介先生無理はなさらずに

ワールドトリガーの最新刊が本日発売された。しかし、普段と違って喜びは半ばしかない。というのも、この本を手に今手にとっている人はほぼみなさんご存知のように著者の葦原大介先生が、持病の悪化にともないここ数週間休載、本誌の編集部コメントを読む限…

旅先のホテルで、本を忘れてくることってないですか?

……やってしまいました。 旅先のホテルで、買ったばかりの読みかけの本を忘れてきてしまいました。 たまーーに、これ、やるんですが、皆さんはそんなことないですか。読み終わった本だったり漫画をもう一度読み返したりしないだろうし、荷物が重いからと意図…

「私の家では何も起こらない」恩田陸著 感想

さて、恩田陸である。恩田陸は、あくまで個人的な好みではあるが、アタリハズレが激しい作家である。「六番目の小夜子」「光の帝国」「MAZE」「ネクロポリス」「ねじの回転」「夜のピクニック」みたいな傑作があるかと思えば、少々ハズレかなと思う系統のも…

グイン・サーガの新刊140巻が出る

待ちに待ったグイン・サーガの最新刊の発売日が確定いたしました。お話的にも、グインが捨てられた我が子を助けに行くというお話で、盛り上がること間違いなし。非常に楽しみです。 (追記 下記で読書感想書きました) 『グイン・サーガ140 ヤーンの虜』宵野ゆ…

ビバ香川うどん県 『うどんの国の金色毛鞠1 』 篠丸のどか著

非常にほっこりする漫画です。 実家の親が無くなり、家の整理のために香川に里帰りしてきた青年。彼の前に現れる、小さな化け狸。 人間の子供の姿で、うどん屋を営んでいた実家にある大釜の中で寝こけていた化け狸。青年によってポコと名付けられたその化け…

『虚実妖怪百物語 序』京極夏彦著

ひさびさの京極夏彦です。 往年のファンとしては、京極堂シリーズの新刊でないことが残念でなりませんが、書店で見つけてパラパラと 読み始めると、本作には、なんとなんと、京極夏彦、黒史郎、平山夢明、荒俣宏、福澤徹三らが実名で出てくるではありません…

『龍の紋章』夢枕獏著 感想

キマイラシリーズの外伝的作品です。 『陰陽師』と並ぶ、夢枕獏のライフワークといっていい『幻獣少年キマイラ』は著者がなくなって死んでしまう前にきちんと完結するのかが非常に不安な作品なので、正直なところをいえば外伝的な作品を出すよりは本編をしっ…

『少女不十分』西尾維新・はっとりみつる 感想

西尾維新の小説家デビュー10周年作品である「少女不十分」。ファンの間でも賛否両論が噴出したというこの作品、最大の問題点は話がなかなか始まらないという点にあった。 なにせ、西尾維新にしては珍しいノンシリーズでしかも比較的薄い作品なのに、全然本題…