ビバ香川うどん県 『うどんの国の金色毛鞠1 』 篠丸のどか著
非常にほっこりする漫画です。
実家の親が無くなり、家の整理のために香川に里帰りしてきた青年。彼の前に現れる、小さな化け狸。
人間の子供の姿で、うどん屋を営んでいた実家にある大釜の中で寝こけていた化け狸。青年によってポコと名付けられたその化け狸の子供は、天真爛漫な振る舞いで青年の心を溶かしてゆきます、、、
ということで、1巻なのでこの二人とその幼馴染たちの登場人物紹介程度でお話はほぼ進みませんが、読んでるだけでゆったりとした気持ちになる漫画です。
ゆるーくて、のんびりしてて、ちょっと車で流すとすぐに自然がいっぱいの景色が広がる香川の雰囲気がよく出ています。
自分は仕事で月に一度ほど香川に行くのですが、その時の空気感がまさにこれで、琴電という地元ローカルの路面電車のシーンなんかを読むと、あののどかな空気が蘇ってくるようです。
また、偶然に読んだコミックなんですが、ちょうどこの秋からアニメ化しているとか。
そちらも見てみたいものです。