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『怪しい店』有栖川有栖著 感想

小説 読書

『怪しい店』有栖川有栖

犯罪学者と推理小説家が、警察と一緒に事件解明する火村&有栖のシリーズ文庫最新刊です。
今回は、「お店」がテーマのアンソロジーで、様々なお店を舞台にした事件で二人が活躍します。
骨董品屋を舞台にした編、古本屋を舞台にした短編、「みみや」という謎のお店を舞台にした短編、テレビドラマの原作となる短編、散髪屋さんを舞台にした日常の謎系の一編などバラエティに富んだ仕上がりで、氏の持ち味である読みやすい一冊に仕上がっています。トリックも大掛かりなものではなく、軽く推理を楽しみながら読める感じです。
一編ごとのボリュームや軽さが、年末年始の帰省時のおともにちょうど良い一冊ではないかと思います。

ところで、くだんの実写ドラマ化の影響が強かったのか、作中の火村准教授が斎藤工のイメージで固定化してしまいました。
コマチさんみたいに全然キャラクターの雰囲気が違えばいいのですが、しばらくはこのイメージで読んでしまいそうです。

 

 

怪しい店 (角川文庫)

怪しい店 (角川文庫)