『いまさら翼といわれても』米澤穂信著

高校生が主人公の、日常の謎系の草分け的存在のシリーズ最新刊が出ております。 構成的には、今回も短編集で、折木奉太郎や千反田えるらを中心に据えたお話となります。牧歌的なお話や日常の中に混ぜ込まれる、割合とビターな読後感は、流石イヤミスの米澤さ…

ドラマ原作漫画『逃げるは恥だが役に立つ』

いやぁ、今日も面白かったしキュンキュンする甘酸っぱさが満載でしたね。 新垣結衣と星野源、それに石田ゆり子、みんないい! そんなわけで原作コミックに手を出してしまいました。もちろん、絵柄は違うんだけれど、原作もなかなかいいですよ。 逃げるは恥だ…

安倍首相 真珠湾に慰霊訪問

個人的には、良いと思います。 そして、この件については最近の安倍首相とオバマ大統領、トランプ次期大統領との関係を報じたニュースがひっくり返ったところが非常に興味深いです。 幾つかのマスコミ報道で見られた、「安倍トランプ会談に対して、オバマ大…

『物書同心居眠り紋蔵』佐藤雅美著 感想

先週末に『鬼平犯科帳』の最終回をテレビでやっておりましたが、なんというか時代の流れを感じさせる最終回でした。 実は私、意外にも、といってはなんですが時代劇も結構好きだったりします。また時代劇が好きですので、当然ながら時代小説、捕物帳の類も好…

唐突な打ち切りで物語は終わる。『葬送のリミット』篠房六郎著 感想

非常に期待していただけにとても残念な結末です。掲載誌を読んでいないので、店頭で第1巻を見つけてワクワクして即購入。面白いと思った。二巻目を読んだところではプロローグもプロローグ、まだまだ物語の導入だったが、設定の広がりにワクワクしていた。 …

『君の名は』中国公開初日だけで8億!

新海監督の映画『君の名は』がいよいよ中国で公開され、初日だけで8億円の興行成績をあげたそうです。 素直に凄いなぁと思いましたし、他の皆さん同様に、そりゃあハリウッドもボリウッドも中国市場を無視できないし、商業的には中国に寄り添った映画も増え…

ブログ開設1ヶ月 なんとか続いています 

皆さまこんばんは。ブログ開設1ヶ月、なんとか無事に三日坊主にならずにとびとびながら続けられております。カウンターの設置も無事に終わりましたところ、カウンターは4000弱。これはひとえに、ワールドトリガーの休載についての記事のおかげですね。それが…

『ワールドトリガー17』感想 葦原大介先生無理はなさらずに

ワールドトリガーの最新刊が本日発売された。しかし、普段と違って喜びは半ばしかない。というのも、この本を手に今手にとっている人はほぼみなさんご存知のように著者の葦原大介先生が、持病の悪化にともないここ数週間休載、本誌の編集部コメントを読む限…

僕の席でスヤスヤ寝てる貴方へ

あなたはどうして僕の席でスヤスヤ寝ているんだろう。 そこは、僕の席だ。 一瞬勘違いしたかと思ったけれど、ここは間違いなく僕の席だ。 なのに、どうしてあなたはそんなに無防備に眠り込んでしまっているのだろう。 僕はなんて言葉をかけたらいいのかわか…

旅先のホテルで、本を忘れてくることってないですか?

……やってしまいました。 旅先のホテルで、買ったばかりの読みかけの本を忘れてきてしまいました。 たまーーに、これ、やるんですが、皆さんはそんなことないですか。読み終わった本だったり漫画をもう一度読み返したりしないだろうし、荷物が重いからと意図…

「私の家では何も起こらない」恩田陸著 感想

さて、恩田陸である。恩田陸は、あくまで個人的な好みではあるが、アタリハズレが激しい作家である。「六番目の小夜子」「光の帝国」「MAZE」「ネクロポリス」「ねじの回転」「夜のピクニック」みたいな傑作があるかと思えば、少々ハズレかなと思う系統のも…

韓国・朴大統領、いきなりの下野・退陣表明なれど、、、むしろ長期戦狙い、泥沼化か。

街角のテレビやラジオが伝えてくれたニュース。 みなさんもご存知のように、お隣韓国の朴槿恵大統領が、弾劾裁判の国会可決直前に、またまた唐突に下野を表明いたしました。ニュースの一報を聞いたときは、事態収拾の為に速やかに下野して国政の空白期間を設…

チェインクロニクル ヘリオスは限界突破できない?

スマホゲームに興味のない人ごめんなさい。 一昨日にリリースされたチェインクロニクル3というゲームをやっています。厳密にいうと、3としてのリリースは一昨日だけれど、ゲームとしては随分と前から続いていて、それを統合して旧シリーズと新シリーズを、…

メルカリ 長男長女とそれ以外では使用率が違うんじゃないの?

先日、ふとした会話の流れでこんな話になった。 「メルカリって、長男長女とそれ以外では使用率が違うんじゃないの?」 ことの起こりは、最近流行りのメルカリのようなフリマサイトで服を買うこと・着ることについての抵抗感が、人によって全然違うという話…

今年初の大雪に見舞われる。

今日は、季節外れの大雪に見舞われました。 皆さんご存知の通りで、観測史上初の早さでの関東地方での大雪だそうで、身体の芯まで冷えてしまいました。こんな日は早めにお風呂に浸かった方がいいのでしょうね。ホテルの部屋で、早い時間にお風呂に浸かりまし…

『ダーリンは外国人 まるっとベルリン3年め 』 小栗左多里著

なかなか寝付けなくて、本棚から随分と前に買っていた本を引っ張り出す。 小栗左多里とトニー・ラズロの国際結婚夫婦の日常漫画の、何作目かの一冊だ。 最初は日本に住んでいたのだけれど、だんだんと海外の文化体験記みたいなていになり、そのまま海外、こ…

『聖☆お兄さん』ついに実写化

ついに、というか、いよいよというか『聖☆お兄さん』が実写ドラマ化だそうです。 公式ツィッターでの発表なので間違いないところですが、、。 正直、うーーーんと思うところもあり。劇場で映画も見てるのであえていいますが、あれはあれで微妙でした。アニメ…

福島地震の後に津波発生中。全員無事な避難を祈ります

福島は大丈夫であろうか。 福島沖で起きた大地震と津波。 つけっぱなしのテレビから流れてくる「直ちに避難してください」というアナウンスで目が覚めた時には、本当に驚いた。今もまだ胸が苦しい。「津波が襲ってきます」 「第二波が襲ってくる可能性があり…

ワールド・トリガー休載決定⁇

『ワールドトリガー』という漫画がある。 週刊少年ジャンプに蓮意中のSF作品で、実は個人的に今一番押している漫画がこれだったのだけれど、あろうことか作者の体調不良で休載が決定してしまった。先週の休載で嫌な予感がしたが、まさか本当にこうなってしま…

グイン・サーガの新刊140巻が出る

待ちに待ったグイン・サーガの最新刊の発売日が確定いたしました。お話的にも、グインが捨てられた我が子を助けに行くというお話で、盛り上がること間違いなし。非常に楽しみです。 (追記 下記で読書感想書きました) 『グイン・サーガ140 ヤーンの虜』宵野ゆ…

『シャーロック・ホームズの事件録 芸術家の血』ボニー・マクバード著 久しぶりに読んだ、シャーロック・ホームズもののパスティーシュ作品です。いっとき、ホームズものといえばなんでも読んでいたのですが、シャーロック・ホームズの孫娘だの、シャーロッ…

ダライ・ラマ関係 三連続でデータ飛ぶ

ダライ・ラマ氏が日本にきておられたとのニュースがあったので、ダライ・ラマ氏のチベット関係ネタとか、中国のチベットでのあれこれについて書いていたら、三連続で下書きごと消えてしまいました。 なんだかPCがとても不調のよう。 、、閑話休題。ダライ・…

ビバ香川うどん県 『うどんの国の金色毛鞠1 』 篠丸のどか著

非常にほっこりする漫画です。 実家の親が無くなり、家の整理のために香川に里帰りしてきた青年。彼の前に現れる、小さな化け狸。 人間の子供の姿で、うどん屋を営んでいた実家にある大釜の中で寝こけていた化け狸。青年によってポコと名付けられたその化け…

『虚実妖怪百物語 序』京極夏彦著

ひさびさの京極夏彦です。 往年のファンとしては、京極堂シリーズの新刊でないことが残念でなりませんが、書店で見つけてパラパラと 読み始めると、本作には、なんとなんと、京極夏彦、黒史郎、平山夢明、荒俣宏、福澤徹三らが実名で出てくるではありません…

流行語大賞が相変わらず偏向しすぎ

ニュース引用、今年の流行語大賞についてですが、、、、 今年はひどい年だったんだなぁ、というのがよくわかるラインナップ。思い起こせば、年明け早々のベッキーのゲス不倫から始まり、舛添さんに、都知事選、センテンススプリングetc。 はっきり言ってロク…

逃げるは恥だが役に立つ

逃げるは恥だが役に立つ。 たまたま見た第2話が面白かったので見るようになったこのドラマ。新垣結衣も星野源も好きだし、ひさびさに毎週見たくなるドラマだが仕事仕事でこの2週間見ていない。ちゃんと、ビデオ録画できてるかとても心配。

不法移民の保護を表明?

トランプ次期大統領に対する反発だとしても、不法移民を保護し、これまでと変わらず住民福祉を与えると宣言した西海岸の諸都市の発表は理解に苦しむ。 米大都市、不法移民保護を次々宣言 トランプ氏の方針に反発 写真6枚 国際ニュース:AFPBB News

ニフティ、ホームページサービスが終了

pc

ニフティが提供していたホームページサービスが終了したというニュースに、非常に時代の流れを感じた。 個人的にも、昔、ニフティでホームページを作るのがすごく面白くて大好きだった時期があるだけに、感慨がある。 これまた、今はもうないと思われるパテ…

アメリカ大統領選挙!

民主党のヒラリー・クリントンか、共和党のドナルド・トランプになるのか。どちらに転んでも日本にはあまり良いことはないような気もするのですが、考えてみれば今のオバマでも日本にはあまりいいことはなかったわけで、そういう視点で考えれば世界にとって…

『美しい刑務所』 寮美千子著

先日訪れた奈良で見つけた地元の写真集は、なんと被写体が刑務所なのです。明治時代に出来た刑務所の一つ、奈良少年刑務所というのがそれなんですが、刑務所と教えてもらわずに見ていると、まるで昔の由緒ある立派な建物のよう。 実に美しいのです。 そして…